全国町並み保存連盟:〒112-0002 東京都文京区小石川5−3−4 ラ・ヴェリエール文京6階 まちづくりカンパニー・シープネットワーク内

The Japanese Association for MACHI-NAMI Conservation and Regeneration

c/o Machidukuri Company Sheep Network, La Verriere 601, Koishikawa 5-3-4, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan

T: 03-6240-0321, F: 03-5802-7473, M: matinami@pop02.odn.ne.jp

NPO法人 京町家再生研究会

January 05, 2018

設立 1992年7月 

会員数 60名

理事長 小島富佐江

連絡先 京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町384

電話 075-221-3340

E-mail  saisei@kyomachiya.net

http: //www.kyomachiya.net/ 

 

​◉2016-17の活動

 特定非営利活動法人京町家再生研究会は1992年(平成4)設計者・職人などの技術者や研究者、京町家の居住者が中心となって発足しました。その後、実際に再生に携わる職人集団を中心とした「一般社団法人京町家作事組」、京町家所有者をはじめとする親睦団体「京町家友の会」、不動産流通を扱う「京町家情報センター」を設立しました。当初からの本部に加え、2010年にワールド・モニュメントファンドの支援を受けて再生した釜座町町家に京町家作事組と情報センターの事務局をおき、4組織の活動拠点としています。

 京都市では「京都市京町家の保全及び継承に関係する条例(骨子)」が策定されています。この条例策定については、2015年12月京都市長に再生研、情報センターが提出した「京町家の流通促進による保全・再生策に関する要望書」がきっかけになっており、2016年6月には「町家を壊さないために」と題したシンポジウムを開催しました。2017年9月には新条例制定に向けて問題点を整理し、今後の具体的な仕組みを考える第二弾のシンポジウムを開催し、120名をこえる参加者がありました。

 京都では観光客が急増し、まちなかに暮らす住民にとっては生活圏に多くの観光客が入ってくることによって落ち着かない日常が常態化しています。京町家のゲストハウスへの転用だけではなく、ホテル建設なども町家を取り巻く環境を圧迫しています。条例化を機に、住まいとしての町家、伝統木造としての町家の魅力を継承できるように、民間でできることを整理し、新しいシステムの構築に向けて、検討を重ねています。

ワールド・モニュメントファンドの支援による祇園祭大船鉾の町会所、四条町町家の再生プロジェクトは無事2017年4月に竣工しました。7月の祇園祭では新たな山の復興に関連して曳山の調査も行っており、多様な活動を行っています。

 写真は、活動拠点「釜座町町家(ちょういえ)」

 

◉2015-16の活動

1992年(平成4)設計者・職人などの技術者や研究者、京町家の居住者が中心となって発足しました。その後、実際に再生に携わる職人集団を中心とした「一般社団法人京町家作事組」、京町家所有者をはじめとする親睦団体「京町家友の会」、不動産流通を扱う「京町家情報センター」を設立しました。現在は、2010年にワールド・モニュメントファンドの支援を受けて再生した釜座町町家に京町家作事組・情報センターが事務局をおき、4組織の活動拠点としています。

 2015年には、3度目となるワールド・モニュメントファンドの支援が決定し、祇園祭大船鉾の町会所である四条町町家の再生プロジェクトが始動しています。2015年12月には、京都市長に「京町家の流通促進による保全・再生策に関する要望書」を提出し、所有者などが町家を壊す前に届けることを義務付け、次の世代へ継承する仕組みを作ろうとしています。2016年6月には関連する公開シンポジウムを開催しました。また、5軒長屋1棟を再生するプロジェクトも実施、この春から新しい入居者を迎えています。

 今後も京町家の存在意義、価値を多くのみなさまと共有できるよう、地道な活動を続けていきます。住まいとして育んできた生活の知恵、それを支える木造構法に関する伝統技術などを継承しながら、法制度等の社会的課題を解決できるよう努め、町家の保全、再生の環境を整えていきます。

港まち神戸を愛する会

January 05, 2018

設立年 1989年2月 

会員数70名

会長 武田則明

連絡先 651-1132 兵庫県神戸市北区南五葉4-10-23 中尾方

E-mail:minatomachikobelove@gmail.com

 

◉2015-17の活動

所有者の団体が建替方針を固めた旧居留地の日本真珠会館(兵庫県営繕課設計)については、まだ動きがないが、28年4月になって神戸一の目抜き通り・栄町通の西端に建つ市の重要景観形成重要建築物でもある旧三菱銀行神戸支店(明治33年竣工、曾禰達蔵設計)の建物敷地等を所有する企業が、大手不動産事業者に27年12月に売却する契約を締結し、事業者側は外壁の東・南2面について旧材を用いて再現の上で現地に高層のタワーマンション(地上33階建地下1階)を建設するとの新聞報道が地元紙であり、私たちは5月中旬に前所有者の子供服メーカー・㈱ファミリアを通じて新たな所有者と、景観形成重要建築物制度を所管する神戸市や同教育委員会に要望書を提出し、6月上旬には旧三菱銀行神戸支店建物に関するシンポジウムを、京都工芸繊維大学大学院の石田潤一郎氏を基調講演者に迎えて神戸元町通で開催した。

 この間、買い受け先が三菱地所レジデンス㈱であることが判明したため、6月中旬、7月上旬に同社等に保存要望書を提出した。これまで市の仲介で、2回ほど三菱側と意見交換を行っているが、同社は明治時代の石造・煉瓦造の躯体の強度を将来にわたって区分所有の制度で瑕疵担保保証出来ないという理屈から、新築する高層マンションの構造体に付加する形で衝立状の控え壁を現状よりもセットバックして東・南に構築し、現存する建物から表装の石材を斫り取って取り付けて再現する方針を変えようとしておらず、8月からは市の景観デザイン協議による手続きに入り、計画を強行しようとしている。私たちは、外壁再現による弊害や、20年前の大震災にも耐え抜いた本物の石造の明治建築を補強して保存していくことが、開港150年の歴史しかない神戸の町にいかに重要であるかについて、引き続き事業者や市に対して訴えていく考えでいる。

霞城文化自然保勝会

August 31, 2016

設立年 昭和56年1月25日

会員数 18地区自治会(1335世帯+約380名)

代表者 淺井 昌信

連絡先 〒679-4178 兵庫県たつの市龍野町大手54番地1

TEL0791-63-4573 FAX0791-62-5054

E-mail: carhouse@oregano.ocn.ne.jp

 

◉2015-16の活動

たつの市龍野地区は、脇坂藩5万3千石の城下町としての歴史を持つ人口4,100人、1,600世帯のまちである。地区の東側に揖保川が流れ、北側の鶏籠山の麓に城下町が形成されており、江戸から昭和の時代の武家屋敷や町家が多く残っており、うすくち醤油の生産地、童謡「赤とんぼ」の作詞者である三木露風の故郷としても知られている。

 昭和60年第8回全国町並みゼミが龍野で開催され、行政と住民が協力して保存活動を進めようと機運が高まり、教育委員会に町並み対策室が設置され、伝建地区の説明会が開かれたが合意が得られず、代わって県の景観形成地区として町並み保存活動を継続した。平成10年頃から町並みを活用しながら保存しようという動きが現れ、毎年11月に「オータムフェスティバルin龍野」を開催されている。

 「霞城文化自然保勝会」は、郷土龍野のシンボルである龍野公園・聚遠亭・龍野城・鶏籠山・霞城町及び広くその周辺一帯の文化遺産と自然を当局に協力して環境保全につとめることを目的として、つぎのような活動を行っている。

 ・史跡・顕彰・説明・桜再生、十文字川(どじがわ)沿いの「つらつら椿」の整備

 ・説明版・力水の設置

 ・機関誌「龍野春秋」の発行

・龍野菊花展・川西ふるさとまつりや龍野ふるさとの夕べへの助成

城崎温泉町並みの会

January 05, 2018

設立年 1982年12月

会員数 31名(2017.4月現在)

代表 四角 澄朗

連絡先 〒669-6101兵庫県豊岡市城崎町湯島654

TEL 0796-32-2642

 

◉2016-17の活動

2015年1月3日、早朝に発生した「喜多町大火災」から2年。今年に入って

6軒がお店を開き、新しい町の顔がそろいました。百点満点とは言えませんが

被災者、復興協議会、有識者などで熟慮・協議を重ねた結果は、湯の町の町並みとして、今後の町づくりの指針となるでしょう。

国の登録有形文化財は、今年、湯の町城崎で14件28棟が新たに指定を受け、豊岡市全体では県内最多の107棟となりました。また、市は城崎町湯島の景観形成地区内の町並み景観を守るため「歴史的建築物の保存、活用に関する条例」が建築基準法の適用特例として政令都市以外で全国初の施行となり、町並みを守る活動がまた一歩前進したと実感しています。

 

◉2015-16の活動

昨年、第38回全国町並みゼミ豊岡大会へお越しいただき、誠にありがとうございました。大会開催を出発点として「豊岡まちなみ連盟」を発足。豊岡市民一丸となって、地道ながら町並み運動・まちづくりにまい進することを確認しました。城崎は10か所22件の国登録文化財の認定を受け、本年も5か所の申請をしています。また喜多町火災の復興も進み、新しい城崎の顔が徐々に表れ、町並みが戻ると期待しています。全国の皆様の温かいお言葉、お心を賜り、厚く御礼申し上げます。

城崎のすばらしさは「木造の町」木造三階建ては旅館だけでなく、一般住宅兼店舗も含めて200軒あまりあり、木造の伝統的技法による町並みを守り、引き継ぐ者が厳しい建築基準法や消防法によって困難となることが危惧されます。生き残れる方策を建てなければと考え、探すのが私たちの責務と考えています。皆様のよき知恵をお借りしたいと思います。 

出石城下町を活かす会

August 31, 2016

設立年 1988年10月21日

会員数 110名

会 長 福 岡 隆 夫

連絡先 668-0263 兵庫県豊岡市出石町福住405 ㈱福岡建築事務所

電話 0796-52-6117

FAX 0796-52-2206

メール faooffis@helen.ocn.ne.jp

 

◉2015-16の活動

豊岡市出石町(いずしちょう)は兵庫県の北東部に位置し、「但馬の小京都」と呼ばれる人口1万1千人、山あいの小さな城下町であります。その昔は5万8千石で但馬の商業の中心として栄え、登城の刻を知らせたとされる「辰(しん)鼓(こ)櫓(ろ)」の優美な姿がこの町のシンボルとなって、名物の皿そばを目当てに多くの観光客が訪れています。軒の低い平入り和瓦葺きの屋根と繊細な格子戸が連続する町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

 私達「出石城下町を活かす会」は昭和62年に開かれた第1回兵庫町並みゼミを期に翌年の昭和63年に誕生しました。当初から歴史遺産を活かしたまちづくりに取組み、最大の目標に、明治の木造芝居小屋「永楽館」と地酒「楽々(ささ)鶴(づる)の酒蔵」の保存復原を掲げ、活動を展開して参りました。「永楽館」の方は平成20年夏に20年来の夢が叶い、毎年開かれる大歌舞伎をボランティアとして支え、芝居を楽しみにしています。また平成26年春にはここ数年来取り組んでいた、江戸期の歴史遺産「足軽長屋」の復原も成りました。

 昨年は第38回全国町並みゼミ豊岡大会を開催し、全国の仲間に集まって頂き感無量でした。お陰でその流れを汲んで「豊岡まちなみ連盟」を立ち上げ、合併後の豊岡市全体のまちづくりに取り組んで行く事になりました。 

公益社団法人奈良まちづくりセンター

January 05, 2018

設立年 1979年(1984年 社団法人設立、2014年 公益社団法人移行)

会員数 114名

理事長 二十軒起夫

連絡先 636-8333 奈良市中新屋町2-1 奈良町物語館内

TEL  0742-26-3476  FAX  0742-27-0969

Email nmc@m4.kcn.ne.jp

HP http://www4.kcn.ne.jp/~nmc/

◉2015-17の活動

 奈良まちづくりセンターは、奈良町をベースに伝統的町並み、建物の保存・活用と地域の活性化をはかるため、30数年にわたって活動を行っている。活動範囲はアジア各地にも拡がっており、2016年1月には、インドネシアのバリで国際交流基金の助成を受けて13ヶ国が参加し、「アジア・ヘリテイジ・ネットワーク国際シンポジウム~アジア新興国の歴史的町並み保存活動支援に向けて~」を開催した。また昨年から地元においては、大正時代の町家を奈良市が買収・改修して「奈良町にぎわいの家」として公開し、この建物の指定管理者として、奈良まちづくりセンターなど3つの市民団体が共同して管理運営にあたっている。二十四節気をテーマに奈良町の生活文化の発信に務めている。当初から奈良の景観・風景を守り育てる活動を展開し、毎年景観をテーマにしたシンポジウムを開催している。また、築120年を越える町家を改修した奈良町の中核施設「奈良町物語館」をセンターの拠点として積極的にまちづくり情報発信活動を展開している。

今井町町並み保存会

January 05, 2018

設立年 1998年5月

会員理事数 88名

代表者 若林 稔

連絡先 634-0812 奈良県橿原市今井町3-8-8 今井まちづくりセンター内

TEL 0744-22-1128

E-mail:imaicho@m3.kcn.ne.jp

http://www3.kcn.ne.jp/~imaicho/

 

◉2016-17の活動

毎年5月に行われる今井町並み散歩は今年で第22回を終え、地元企業、各種団体、小学校教職員などが地元住民に協力して開催いたしました。茶行列、フリーマケット、アートイベント、JAZZライブ、スタンプラリーなど、今井町の魅力をふんだんに味わえる多彩なプログラムには毎年、県内外から多くの人が訪れます。出店準備から町は活気づき、期間中は商都であった中世を思い出させる雰囲気が町に変身充満します

 他にも多彩な取り組みを行っている中に、今年は新たな取り組みとして「町並み研修」と「写真撮影会」を同時に行う講座を開催しました。町案内は奈良県で5人だけしか持っていない〔観光コンシェルジュ〕資格者の当会長を中心に、著名な写真家による指導を受けながら町並みを撮影、研修参加者にふるまうため竈を使った炊き出しの様子、町なかの景観、などを被写体に撮影した写真は当日中に講評をいただくという内容で、撮影会のモデルと炊き出しには大学の学生も参加、同行した報道関係者からもかつてない試みであると、好評を頂きました。

今井町を多くの人に知っていただき、保存の重要性について強く訴えていくために町内に加え、対外的にも工夫を凝らした活動をしています

おもてなしの心で迎えることで住む人と訪れる人、どちらにも魅力ある今井町を発見してもらう機会となり、『町並みを保存したい』気持ちに繋がっていることを確信しています

 

◉2015-16の活動 

今年はNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のロケ地となり、今井町は再び全国の注目を浴びました。

 今井町の環濠跡の発掘調査では織田信長に対抗し、自衛した今井町の巨大な堀跡が発見され中世からの町並みの立派さを再確認できました。

 第21回今井町並み散歩では地元の南都銀行畝傍支店が期間中、保存会の和装で窓口業務をし、また支店長を始めとする行員の皆さんが「茶行列」に参加してくれました。イベントを通じ、今井の町の方と今井の中で働いている方々との交流が深まる糸口になりました。

 次世代につなぐ町並み保存ということで子供たちに対しては多種の実践授業を行っているが、今年は新学期から小学校4年、6年生の道徳教育で今井の保存活動などが教科書で採用されました。

 長年続けている大学生に「活動の場の提供」では学生たちでの空き長屋の修復活動が活発になり、新たに医科大学との連携で健康と癒しの町今井町の実証を進め始めました。

 観光志向の保存活動が多くなっている中で今井町町並み保存会はこれからも「商業の町今井町の再生」という大きな目標に向けて息の長い保存活動を続けていきます。

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