全国町並み保存連盟:〒112-0002 東京都文京区小石川5−3−4 ラ・ヴェリエール文京6階 まちづくりカンパニー・シープネットワーク内

The Japanese Association for MACHI-NAMI Conservation and Regeneration

c/o Machidukuri Company Sheep Network, La Verriere 601, Koishikawa 5-3-4, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan

T: 03-6240-0321, F: 03-5802-7473, M: matinami@pop02.odn.ne.jp

December 9, 2019

2019年11月14〜16日、北京・清華大学でICOMOS-CIVVIH[1]アジア太平洋地域シンポジウムが開催された。北京での開催は昨年の4月に続き2回目(前回については町並みの国際関係事情」2018.4.21をご覧ください)。小規模とは言え、このような国際会議を去年に続き開催した清華大学建築学科のパワーには敬服する。

 テーマは「歴史的都市域の保全と再生:HULの持続可能なマネジメントへむけての取り組み(Conservation and Renewal of Historic Urban Areas - Approaches t...

December 6, 2019

「世界遺産になろうという町や村から来ているのに、もっと町並みが遺っているところへ行かなくていいの?」

「いや、これが日本の現実だ。」

「ふーん。」

「だいいち、今回は女性リーダーの交流だろ?、京都で小島さんと丹羽さんに会わずにどうする。」

「はい、ごもっとも。でもねぇ・・・」

 去る9月13日、ベトナムの町並み保存の女性リーダーたちを京都の中心・明倫学区へ案内したとき、主催者の友田博通昭和女子大学教授と案内人の私との間で繰り返された会話である。このあと、奈良町、今井と進むにつれ、彼の不満はおさまっていったようだが、ゲストの皆さんは、京都のまち...

August 2, 2019

7月9日(土)、栃木で「全国町並みゼミ開催30周年記念:関東ブロックゼミ」が開催された。栃木では、ちょうど30年前の1989年7月に「生かそう蔵の街」をテーマに第12回全国町並みゼミが開催されている。今回は、来年1月に開催する第42回全国町並みゼミ川越大会のプレイベントという位置付けもあって、川越から約20名が参加。川越の衆は6月30日に鶴川座の最後の見学会を行ったばかりで意気阻喪していたが、栃木で心機一転、にぎやかなブロックゼミとなった。

 午前中の町歩きでは、旧栃木役場庁舎とヤマサ味噌工場跡地の改修工事の現場を見学した。栃木市の積...

July 31, 2019

 2018年は、日本で町並み保存が始まった50周年であった。50年前の4月、日本最初の歴史的町並みを対象とした金沢市伝統環境保存条例が制定された。9月、倉敷市伝統美観条例が制定された。そして11月、妻籠で明治百年記念の保存工事の起工式が執り行われた。

 昨年から今年にかけ、それぞれの市町村で50周年を記念したイベントが開催された。妻籠では、2018年2月3日、妻籠宿保存50周年を記念する式典が行われた。同年9月1日には、金沢で景観条例制定50周年記念景観シンポジウムが開催された。そして年が明けた2019年、倉敷で、1月26日と3月30...

July 3, 2019

フェイスブックで既報の通り、6月30日(日)川越旧鶴川座の「最後の」見学会が行われた。主催は川越蔵の会と木造劇場研究会。早ければ、週明けにも除却工事が始まるというスケジュールの中で、急遽設定された見学会であった。

 参加は気が重かった。副会長をつとめている歴史的風致維持向上協議会で、たびたび旧鶴川座保存は困難という報告を受けながら、無為に過ごしてきた「古傷」があったからである。協議会は、歴史的風致維持向上計画に関する事項について調査審議する機関である。「旧鶴川座保存活用事業」は、この『川越市歴史的風致維持向上計画』(2011年6月認定...

December 20, 2018

 2018年11月26日、京都ホテルオークラで、9月27日に亡くなった京極迪宏さんのお別れの会があった。会場に足を踏み入れた人は誰しも祭壇にかざられた京極さんの写真に、思わずニコっとしたに違いない。かざられていたのはとても若い頃の京極さんであった。周りの人に聞くと、龍野ゼミの頃に撮った写真だそうだ。龍野ゼミは1985年である。ということは40歳ころか。京極さんは、第8回の龍野ゼミが町並みゼミ初参加だと、当日いただいた『京極迪宏の肖像』に付された年表で知った。

 この日のお別れの会は、午後3時から7時までの間に、三々午後集まって、出会っ...

September 28, 2018

 第41回全国町並みゼミ長野松代・善光寺大会が近づいて来た。50周年をめざす次の10年のスタートである。次の10年は、名古屋有松大会で高らかにうたった「町並みは私が守る」の実践が課題だ。その出発点として松代ほどふさわしい場所はない。美しいたたずまいの町では「NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会」を中心に驚くような活発なまちづくりの活動が展開されている。もうひとつの会場・善光寺は、今や若者たちが熱中する「リノベ」のメッカである。私は1981年の町並み調査に参加したが、正直に告白すれば、当時の静かな町からは思いもよらないまちづくりが...

April 21, 2018

日米首脳会談が終わり、日本の外交下手が際立つ今日このごろだが、私のささやかな町並み外交も元気なアジア諸国に圧倒され続けている。

 先週末(4月13〜16日)、北京へ出向いた。“The First Official Working Meeting of CIVVIH Asia-Pacific Sub-Committee and the Scientific Symposium”に出席のためだ。CIVVIH (International committee on Historic Towns and Villages) はイコモスのもとに...

April 1, 2018

30年ぶりで訪れた金比羅・灸まん店内で「こんぴら門前町を守る会綱領」に出会った。

 3月8日、高松丸亀町でタウンマネージメント委員会があった翌日、ことでんでこんぴら門前町へ向かった。ことでんは、会社再建を経て、最近は100周年記念や仏生山温泉とのコラボのポスターが話題をよぶなど、とても元気だ。そうなるとぜひ乗ってみたくなる。

 こんぴら門前町は第4回全国町並みゼミの開催地。1981年のことだ。開会セレモニーでは、会場の金丸座に、妻籠衆の木曽節できたえた開会を告げる声が響き渡った。このゼミに先立ち、位野木峯夫さんに依頼され、若き西村幸夫先...

March 16, 2018

2月17、18日、全国町並みゼミ倉敷大会をきっかけに始まった備中町並みネットワーク(第一部)と町並みゼミ分科会からスピンオフした全国町家再生交流会(第二部)が、岡山県倉敷市で17日〜18日に開催された。会場は、倉敷市美術館(丹下健三設計の旧倉敷市庁舎)、222人収容の講堂が満員に。

 第二部交流会の基調講演で、宗田好史京都府立大学副学長は、京都の現状を情熱的に紹介、もはや町並み保存ではなく「町並み創造」だと喝破した。町並み保存連盟も名前を変えないといけないのかもしれない。

 2013年の全国町並みゼミ倉敷大会で、千葉大学のモリス教授の「...

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