December 9, 2019

2019年11月14〜16日、北京・清華大学でICOMOS-CIVVIH[1]アジア太平洋地域シンポジウムが開催された。北京での開催は昨年の4月に続き2回目(前回については町並みの国際関係事情」2018.4.21をご覧ください)。小規模とは言え、このような国際会議を去年に続き開催した清華大学建築学科のパワーには敬服する。

 テーマは「歴史的都市域の保全と再生:HULの持続可能なマネジメントへむけての取り組み(Conservation and Renewal of Historic Urban Areas - Approaches t...

December 6, 2019

「世界遺産になろうという町や村から来ているのに、もっと町並みが遺っているところへ行かなくていいの?」

「いや、これが日本の現実だ。」

「ふーん。」

「だいいち、今回は女性リーダーの交流だろ?、京都で小島さんと丹羽さんに会わずにどうする。」

「はい、ごもっとも。でもねぇ・・・」

 去る9月13日、ベトナムの町並み保存の女性リーダーたちを京都の中心・明倫学区へ案内したとき、主催者の友田博通昭和女子大学教授と案内人の私との間で繰り返された会話である。このあと、奈良町、今井と進むにつれ、彼の不満はおさまっていったようだが、ゲストの皆さんは、京都のまち...

May 28, 2019

小樽が再び動き出した。2019年5月25日、旧三井銀行小樽支店を会場に「始動!小樽100年プロジェクト・セミナー」が開催された。立ち見も出る盛況ぶりで、最後は「小樽の歴史的建造物と文化財を活かすまちづくり宣言」を採択、参加者一同、次のステップへ向け行動を開始することを誓った。▶︎小樽宣言

 このセミナーは、翌26日の全国町並み保存連盟総会を記念して開催された。全国町並み保存連盟と小樽の運河保存運動は、1980年に第3回全国町並みゼミ小樽・函館大会を開催して以来である。その後の運動の行く手を全国の仲間が見守った。結果的には、運河は半分埋...

April 21, 2018

日米首脳会談が終わり、日本の外交下手が際立つ今日このごろだが、私のささやかな町並み外交も元気なアジア諸国に圧倒され続けている。

 先週末(4月13〜16日)、北京へ出向いた。“The First Official Working Meeting of CIVVIH Asia-Pacific Sub-Committee and the Scientific Symposium”に出席のためだ。CIVVIH (International committee on Historic Towns and Villages) はイコモスのもとに...

広島県福山市・鞆の浦からの報告が、初めて全国町並みゼミであったのは、1997 年(平成9)の第20 回村上大会だった。以来 20 年、昨年ついに国の重要伝統的建造物群保存地区選定に至った。この間、景観利益を認める画期的な判決を経て、広島県は埋立架橋計画を断念したが、推進派と反対派住民の分断、福山市との確執、交通渋滞など課題も残されている。瓦版78号で報告した通り、新たに「鞆・暮らしと町並み研究会」(会長:山川龍舟・福禅寺対潮楼住職)が立ち上がり、からまった糸をときほぐす取り組みがはじまった。同会の副会長となった戸田和吉さんに報告をお...

February 28, 2018

2月3日、妻籠宿保存50周年を記念する式典が南木曽会館で開催された。式典は三部構成で、第一部が記念式典。妻籠を愛する会・会長の小林俊彦さんの開会の辞、同理事の藤原義則さんの経過報告のあと、来賓からの祝辞そして感謝状贈呈が続いた。第二部は今年で42年目を迎える妻籠冬季大学講座。これが言わば記念講演で、上野邦一奈良女子大学名誉教授が「妻籠宿の保存で学んだこと、そして恩返し」と題して「講義」を行った。第三部が祝賀会。会場には、15年にわたり全国町並み保存連盟の代表をつとめていただいた林文二さんのお元気な姿もあり、最後は参加者全員が輪になっ...

December 21, 2017

全国町並みゼミ・名古屋有松大会前日の11月16日、画期的な「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」が制定された。京町家所有者は,京町家を取り壊そうとする場合,できるだけ早い段階で京都市まで届出をすること、 届出後,京都市が、支援制度の情報提供や事業者団体等と連携して活用方法の提案・活用希望者とのマッチングなど,当該京町家を保全・継承するために必要な支援を行う、というものだ。この条例について、2017年11月17日の町並みゼミ初日の「各地からの報告」で、京町家再生研究会の丹羽結花さんからの紹介があり、多くの参加者が「今年の町並み三大...

December 16, 2017

「第5回九州町並みゼミ八女福島大会」&「第5回まちなみフォーラム福岡」が、9月30日(土)〜10月1日(日)に「おりなす八女」で開催されました。第29回全国町並みゼミ八女大会プレゼミをきっかけにして始まった九州町並みゼミは7年ぶり、第35回福岡大会をきっかけにして毎年開催されている福岡県内の「まちなみフォーラム」に加え、今回は九州内の重伝建地区の方々が八女の重伝建選定15周年のお祝いにかけつけ、約200人が集まりました。

 初日午前中にドキュメンタリー映画「まちや紳士録」が上映され、午後は八女の町並みを見学をスタートに、開催セレモニー...

December 14, 2017

峯山富美賞選考委員会(片寄俊秀委員長)は、第二回峯山富美賞の受賞者として丘如華・台湾歴史資源経理学会秘書長を決定、第40回全国町並みゼミ名古屋有松大会で、選考委員の大森洋子理事をプレゼンテーターとして贈呈した。丘如華は、これまでの町並みゼミ参加の思い出のスライドを上映、会場と一体になって町並みゼミのこれまでを振り返った。

峯山冨美さんは2010年12月28日に96年の人生を閉じられた方です。60代で「小樽運河を守る会会長」として歴史的環境の保存運動に取り組み、当時は厚い行政の壁にはばまれ、保存運動は困難をきわめていましたが、故・木原啓...

November 17, 2017

第40回全国町並みゼミ名古屋有松大会プレイベントとして、名古屋市民にも町並みゼミをPRしようと、大会前日の16日、市民向けのまちづくり講演会「まちの地域文脈の再発見−今、注目される地形・歴史・文化を活かしたまちづくり」が名古屋都市センターホールで開催された。

 福川裕一理事長による40回の全国町並みゼミをレビューした基調講演の後、人気番組NHK「ブラタモリ」の伊勢編の案内人の浅野聡理事の発案で、伊勢編に加え、倉敷編、名古屋編の案内人が集まり、パネルディスカッションが行われた。タモリと歩く案内人は、さまざまな緻密な調査をもとに選ばれ、伊...

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