• 福川裕一

初仕事は、1月23日(日)の第5回HUL連続シンポジウム 金沢をテーマに

更新日:1月11日


 あけましておめでとうございます。全国町並み保存連盟の新年最初のイベントは、1月23日(日)の第5回HUL連続シンポジウムです。金沢の歴史的環境の保全について、「金澤町家研究会」理事長の川上光彦金沢大学名誉教授にお話をうかがいます。ぜひご参加ください。


 昨年12月4日に、茨城県龍ヶ崎市で開催された関東ブロック町並みゼミで、「龍ヶ崎の価値ある建造物を保存する市民の会」会長の前田享史さんが「「町並みが壊滅的だ」と言う人がいるけど、私たちは「まだ捨てたもんじゃない」と思って活動している」とあいさつされました。龍ヶ崎の方々のポジティブシンキングに大いに力づけられるとともに、従来の重伝建地区の概念を超えた歴史的環境保全の取り組みが重要であると痛感しました。HULはそのような場合の共通のプラットフォームになるはずです。

 第5回HUL連続シンポジウムは、倉敷・川越・八女(第2回)、京都(第3回)、奈良(第4回)に続き、金沢について学びます。金沢は、城下町全域を重要文化的景観とするほか、「こまちなみ保存条例」など、まさにHUL勧告に則った取り組みが展開されています。多くのことを学べると思います。

 この間、わたしたちはHUL勧告をめぐって学習を続けてきましたが、その背景や今後の展望について「全国町並みゼミが取り組んできた町並み保存の課題:ユネスコ「HULに関する勧告」のリアリティ」という文章をまとめました。公益社団法人奈良まちづくりセンターの機関誌『地域創造59号』(特集「歴史的町並みの保存と生かし方」、2021.5)に寄稿したものです。同号は、全国町並みゼミ奈良大会にちなんだ特集号で、この文章も全国町並みゼミ奈良大会の前に書いたものです。その辺をお含みおきのうえ、ぜひご一読ください。同特集には、上野邦一先生はじめ、すばらしい方々の論文が掲載されているので、お買い求めいただけると幸いです。

 なお、HUL勧告は昨年、10周年を迎えました。ユネスコでは、各都市に参加を求めるプロジェクトが動いているようです。ご興味のある方はユネスコのサイトをご覧ください(下記をクリック)。





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