第42回全国町並みゼミ 川越大会

​★歴史都市のこれから

 過去に学び、今を見つめ、未来を想い、共に歩む

​★2020年 1月31〜2月1日

 第42回全国町並みゼミ・川越大会は、1月31日(金)と2月1日(土)の両日、十ヵ町四門前とよばれる川越城下町を舞台に開催された。今回は、新しい試みとして一泊二日という日程を組んだ。代わりに、前日に東京でプレイベント「トークセッション:谷中を通して最先端の歴史まちづくりを考える」を開催した。谷中では、まちづくり会社による空き家の活用が進むと同時に、「谷中を伝建地区に」という運動が展開している。

 川越の1日目、参加者は昼までに6つの分科会ごとに指定された場所へ集結、それぞれのテーマに合わせた町歩きの後に討議を行 った。ひと仕事が終わった夜の懇親交流å会は熱気に溢れた。

 2日目はウェスタ川越で全体会。陣内秀信法政大学教授の基調講演「歴史都市を活かしたまちづくり:イタリアとの比較とこれからの日本・川越」ののち、名物の各地からの報告、学生ボランテ ィアによる分科会報告、峯山賞の授賞式と進み、最後に大会宣言を採択した。

 今回も、町並み保存について、さまざまな角度から討議が行われたが、プレイベントを含めて一貫したテーマは、空き家の活用とともに、重伝建地区の外、あるいは重伝建地区になりきれない都市、つまり歴史的都市全体(= Historic Urban Landscape: HUL)を保全するための、より確実な枠組みの必要性だった。

 なお、「喜多町の町家主屋保存に関する決議」で保存が訴えられた、関東で最も古い町家のひとつ・旧水村家住宅は、関係者の努力むなしく、5月に取り壊された。

◉プログラム

0日目(プレイベント、東京文化財研究所地下1階セミナー室)

 町歩き

 トークセッション「谷中を通して最先端の歴史まちづくりを考える」

1日目(分科会)

 ★第1分科会:歴史的都市環境をどう守るか:歴史的街並みを維持発展させていくための法制度は如何に

  (川越大蔵・茶陶苑)

  大倉宏+苅谷勇雅+谷口栄+小坂謙介+清水重敦+加藤忠正

 ★第2分科会:町並みはみんなでつくる!:良好な町並みを誘導する住民主体のシステムを考える

  (喜多町会館)

  西村幸夫+小島冨佐江+阿佐伊拓+原知之

 ★第3分科会:景観まちづくりがもたらしたもの:住民と来訪者の良好なあり方とは?

  (連聲寺講堂2階)

  中村泰典+丹羽結花+波多周+牛丸岳彦+小峰春彦+根岸督好

 ★第4分科会:伝統的な技と心の継承・育成:歴史的な町並みや建物を次世代に引き継いでいくために

  (小島家住宅)

  齋藤行雄+秦野高彦+阿部知子+朽木宏+大竹真紀子+櫻井理恵

 ★第5分科会:魅力的な建造物を使いこなそう:歴史的建造物の魅力の引き出し方

  (連聲寺講堂1階)

  佐久間康富+時岡壮太+竹村光雄+荒木牧人

 ★第6分科会:地域物件の個性を活かす編集力とエリアマネジメント実践ワークショップ

  (Chabudaiちゃぶだい)

  國廣純子(コーディネータ)

 懇親交流会

  (ラ・ボア・ラクテ)

2日目(全体会)

 ブロック会議

 開会式

 基調講演「歴史都市を活かしたまちづくり:イタリアとの比較とこれからの日本・川越」

  法政大学江戸東京研究エンター特任教授・陣内秀信氏​

 各地からの報告

 分科会報告

 峯山冨美賞贈呈式

 閉会式

 

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