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第40回 名古屋有松大会

★町並みは私が守る、みんなのものから40年

★2017年11月17日・18日・19日

​全国町並みゼミ40回記念大会は、1回目の全国町並みゼミが行われた有松で開催された。有松は、2016年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、そのお祝いも兼ねた町並みゼミである。分科会は、有松を中心にしつつも、名古屋市内の歴史的地区4箇所を加え、7分科会が行われた。見学が行われた18日午前中は雨にたたられたが、雨にも負けず、それぞれの分科会で午後の討議、夜の交流会が続いた。空襲で歴史的環境が失われたと思われがちな名古屋だが、それでも歴史が色濃くのこる魅力的な名古屋の町が浮き彫りになった。「行きたくない都市ダントツ一位」はまったくの誤解だ。

 前日には、ブラタモリ案内人が4人揃ったプレイベントがあり、18日に名古屋を舞台にしたブラタモリの放送があることもあって、たくさんの市民がおしかけた。

 ゼミ参加者からは、田舎者は電車での移動が大変だったという感想も聞かれたが、他の大都市からの参加者も名古屋の地下鉄に迷いながら大名古屋と名古屋めしを堪能した。都市の町並みゼミも悪くない。

◉プログラム

1日目(名古屋国際会議場・レセプションホール)

 開会セレモニー

 基調講演:須田寛(東海旅客鉄道株式会社相談役)「日本の観光 きのう・きょう・あす」

 開催地からの報告:

 各地からの活動報告:

 ブロック別会議

 歓迎交流会(白鳥ホール)

2日目

 第1分科会:これからの町並み保存〜守る×活かす×育てる×創る×繋ぐ〜」(有松・鳴海絞会館)

 高橋徹、西村幸夫、成田治、北島力、椎原晶子

 第2分科会:伝統産業の継承と町並み(竹田家住宅土蔵)

 増井正哉、竹田嘉兵衛、中村泰典、若林剛之

 第3分科会:町並みと山車・まつり(祇園寺)

 淺野聡、大森洋子、本田雅巳、柳七郎、服部吉右衛門亜樹

 第4分科会:歴史文化を活かしたまちづくり(桶狭間公民館)

 宗田好史、梶野泉、吉村耕治、香山篤美、山内健資

 第5分科会:歴史的資産のネットワーク(建中寺徳興殿)

 岡崎篤行、西尾典祐、伊藤善雄、大倉宏、内藤英治

 第6分科会:近代化遺産の保存と活用(相応寺)

 藤川昌樹、高木傭太郎、森本アリ、関由有子、本多義忠

 第7分科会:城下町のまちづくり(名古屋国際センター)

 柴田いづみ、福谷正男、海野伸、富士川一裕

 分科会別交流会

3日目

 分科会報告

 全国町並みゼミ40周年記念行事

 峯山富美賞贈呈

 閉会式

 エクスカーション(有松コース、犬山コース、足助コース)

宣言
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