June 6, 2020

 みなさんの地域ではコロナの影響はいかかでしょうか。6月に入って緊急事態宣言が解除されましたが、東京では「東京アラート」が続いています。町並みの事務所がある文京区の茗荷谷駅周辺では、3月末の自粛要請以降、ガラガラになった都心と引き換えに普段よりたくさんの人が歩き始めました。この流れが地方へ向かえばいいのに。分散型社会は、たしかにコロナ後の一大テーマです。山本事務局長は、混雑した電車を避けて時差通勤し執務を続けています。私は、5月は、本来ハノイにある越日大学(VJU)へ出かけて講義をするのですが、今年は遠隔講義となりました。アメリカの...

March 14, 2020

 第42回全国町並みゼミで「保存に関する決議」を採択した水村家住宅が、今まさに取り壊しの危機にある。自治会、市民有志そして子孫の水村さんが動いているが、状況は厳しい。ここまでの経過を整理し、事態の打開へ向けての一助としたい。

 川越の蔵造りの町並みは、1893(明治26)年の大火ののちに再建されたものだ。この火事で、今は重要文化財になっている大沢家はじめ土蔵が焼けのこり、蔵造りで町を再建するきっかけになったと言われている。しかし、蔵造りではないが、火事にあわずに遺った町家がある。それが火事を免れた喜多町(江戸時代の町名は北町)の水村家...

March 14, 2020

 第4回峯山賞は、東京の谷中・根津・千駄木で26年にわたり地域雑誌『谷根千』を発行し、東京の歴史的環境の保全にも多くの功績のあった谷根千工房の、森まゆみさん、仰木ひろ子さん、山崎範子さんの3人が受賞。第42回全国町並みゼミ川越大会二日目の閉会式で、記念品と副賞が贈呈された。同誌は10年前に終刊したが、地域活動は今も続いている。

 下手な解説より、当日の3人のスピーチが素晴らしかったので、それを再録しよう。

受賞理由

 記念品と副賞の贈呈の後、拍手の中、まず森まゆみさんが受賞のあいさつの口火を切った。

 年の頃だけは経てきて、私たちも20代で...

December 15, 2019

★竹富島がChange Org.のプラネット賞

★小樽・朝里のまちづくりの会が20周年記念誌

★重伝建地区120地区へ

☆竹富島のキャンペーン「美しいコンドイビーチにリゾートホテルを造らないでください」が、2019年の「Change.org Award (チェンジ・ドット・オーグ アワード)」のプラネット賞を受賞した。竹富島を守る会会長・阿佐伊拓さんによれば、署名総数は44,197に達した。内訳は、直筆署名数9,870、電子署名による署名数34,072、竹富島住民による署名数 255。阿佐伊拓さんは、Change.orgのホームページで「...

December 9, 2019

2019年11月14〜16日、北京・清華大学でICOMOS-CIVVIH[1]アジア太平洋地域シンポジウムが開催された。北京での開催は昨年の4月に続き2回目(前回については町並みの国際関係事情」2018.4.21をご覧ください)。小規模とは言え、このような国際会議を去年に続き開催した清華大学建築学科のパワーには敬服する。

 テーマは「歴史的都市域の保全と再生:HULの持続可能なマネジメントへむけての取り組み(Conservation and Renewal of Historic Urban Areas - Approaches t...

December 6, 2019

「世界遺産になろうという町や村から来ているのに、もっと町並みが遺っているところへ行かなくていいの?」

「いや、これが日本の現実だ。」

「ふーん。」

「だいいち、今回は女性リーダーの交流だろ?、京都で小島さんと丹羽さんに会わずにどうする。」

「はい、ごもっとも。でもねぇ・・・」

 去る9月13日、ベトナムの町並み保存の女性リーダーたちを京都の中心・明倫学区へ案内したとき、主催者の友田博通昭和女子大学教授と案内人の私との間で繰り返された会話である。このあと、奈良町、今井と進むにつれ、彼の不満はおさまっていったようだが、ゲストの皆さんは、京都のまち...

September 9, 2019

各誌で町並みの記事が相次いでいる。

 最新のものは建築資料研究社が発行する『CONFORT』10月号(No.170、隔月刊コンフォルト)。「古い建物を活かす術」という特集を組んでおり、 MUJI BASE鴨川(千葉県)、井波の町並みで展開するBed & Craft、NIPPONIA 美濃の商家町、杉並区今川の築44年の住宅を改修したシェアハウス、千代田区神田の看板建築・海老原商店などの事例が紹介されている。また「保存から活用へ:歴史的建造物や文化財を巡る新しい動き」として、ディスカバーまかべの吾妻周一さんが「東日本大震災で被災した茨城...

August 2, 2019

7月9日(土)、栃木で「全国町並みゼミ開催30周年記念:関東ブロックゼミ」が開催された。栃木では、ちょうど30年前の1989年7月に「生かそう蔵の街」をテーマに第12回全国町並みゼミが開催されている。今回は、来年1月に開催する第42回全国町並みゼミ川越大会のプレイベントという位置付けもあって、川越から約20名が参加。川越の衆は6月30日に鶴川座の最後の見学会を行ったばかりで意気阻喪していたが、栃木で心機一転、にぎやかなブロックゼミとなった。

 午前中の町歩きでは、旧栃木役場庁舎とヤマサ味噌工場跡地の改修工事の現場を見学した。栃木市の積...

July 31, 2019

 2018年は、日本で町並み保存が始まった50周年であった。50年前の4月、日本最初の歴史的町並みを対象とした金沢市伝統環境保存条例が制定された。9月、倉敷市伝統美観条例が制定された。そして11月、妻籠で明治百年記念の保存工事の起工式が執り行われた。

 昨年から今年にかけ、それぞれの市町村で50周年を記念したイベントが開催された。妻籠では、2018年2月3日、妻籠宿保存50周年を記念する式典が行われた。同年9月1日には、金沢で景観条例制定50周年記念景観シンポジウムが開催された。そして年が明けた2019年、倉敷で、1月26日と3月30...

July 3, 2019

フェイスブックで既報の通り、6月30日(日)川越旧鶴川座の「最後の」見学会が行われた。主催は川越蔵の会と木造劇場研究会。早ければ、週明けにも除却工事が始まるというスケジュールの中で、急遽設定された見学会であった。

 参加は気が重かった。副会長をつとめている歴史的風致維持向上協議会で、たびたび旧鶴川座保存は困難という報告を受けながら、無為に過ごしてきた「古傷」があったからである。協議会は、歴史的風致維持向上計画に関する事項について調査審議する機関である。「旧鶴川座保存活用事業」は、この『川越市歴史的風致維持向上計画』(2011年6月認定...

Please reload

アーカイブ
Please reload

カテゴリー
Please reload

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
 

全国町並み保存連盟:〒112-0002 東京都文京区小石川5−3−4 ラ・ヴェリエール文京6階 まちづくりカンパニー・シープネットワーク内

The Japanese Association for MACHI-NAMI Conservation and Regeneration

c/o Machidukuri Company Sheep Network, La Verriere 601, Koishikawa 5-3-4, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan

T: 03-6240-0321, F: 03-5802-7473, M: matinami@pop02.odn.ne.jp