丹羽結花
- 2022年1月19日
歴史的環境保全のパイオニア・京都のこれまでと課題:第3回HUL連続講座の記録
大変お待たせいたしました。第3回HUL連続講座「京都の現状から歴史的都市環境のいまを考える」の記録ができました。ボタンをクリックしダウンロードしてお読みください。京町家再生研究会の丹羽結花さんが、京都の歴史的環境保全の過去・現在・課題を市民・住民目線からわかりやすく解説しています。最後に「HULのステップを踏まえて」として8項目のまとめを提示されています。また質疑では、小島富佐江さんも参加して、講義の内容を深掘りします。今後のHUL連続講座をより有意義なものにするためにも、ぜひご一読ください。 なお、第4回HUL連続講座(奈良)の記録は、もう少しお待ちください。 DOWNLOAD


福川裕一
- 2022年1月10日
初仕事は、1月23日(日)の第5回HUL連続シンポジウム 金沢をテーマに
あけましておめでとうございます。全国町並み保存連盟の新年最初のイベントは、1月23日(日)の第5回HUL連続シンポジウムです。金沢の歴史的環境の保全について、「金澤町家研究会」理事長の川上光彦金沢大学名誉教授にお話をうかがいます。ぜひご参加ください。 昨年12月4日に、茨城県龍ヶ崎市で開催された関東ブロック町並みゼミで、「龍ヶ崎の価値ある建造物を保存する市民の会」会長の前田享史さんが「「町並みが壊滅的だ」と言う人がいるけど、私たちは「まだ捨てたもんじゃない」と思って活動している」とあいさつされました。龍ヶ崎の方々のポジティブシンキングに大いに力づけられるとともに、従来の重伝建地区の概念を超えた歴史的環境保全の取り組みが重要であると痛感しました。HULはそのような場合の共通のプラットフォームになるはずです。 第5回HUL連続シンポジウムは、倉敷・川越・八女(第2回)、京都(第3回)、奈良(第4回)に続き、金沢について学びます。金沢は、城下町全域を重要文化的景観とするほか、「こまちなみ保存条例」など、まさにHUL勧告に則った取り組みが展開されています

