福川裕一
- 2021年3月27日
HUL連続シンポジウム第3回は、歴史的市街地(HUL)のほとんどが重伝建地区外の京都をケースに4月18日に開催します
2月21日(日)に開催された「HUL連続シンポジュウム:第2回倉敷の都市景観の未来を創る新しい枠組を考えるシンポジュウム」には、多くの方に参加いただきありがとうございました。倉敷、川越、八女から、それぞれの都市では、重伝建地区は歴史的都市環境(HUL)の中でどのような位置を占めているのか、重伝建地区外ではどのような歴史的環境を保全するためにどのような手立てがとられているのか、そして現状の課題は何か、などの報告をいただき、議論を交わしました。短い時間で、どうすべきかまでを描き出すことはできませんでしたが、問題意識や課題の共有はできたと思います。この結果を踏まえて、次回は、歴史的な市街地のほとんどが重伝建地区外で、それゆえにさまざまな取り組みが行われている京都を取り上げ、さらに理解を深めたいと思います。発表は、京町家再生研究会の丹羽結花さんにお願いしています。どうぞ、ご参加ください。詳細は、決まり次第お知らせします。なお、3回目からは全国町並み保存連盟が主催します。倉敷市ならびに倉敷のみなさん、2回にわたりシンポジウムを開催していただきありがとうござ


事務局
- 2021年3月26日
全国町並み保存連盟第二代会長・林文二氏が逝去
全国町並み保存連盟第二代会長・林文二氏で、重要文化財「林家住宅(妻籠宿脇本陣・奥谷郷土館)の当主、林文二さんが3月2日(火)に逝去された。享年91歳、心よりご冥福をお祈りします。2018年2月の妻籠宿保存50周年記念事業でお会いした時は、とてもお元気そうでした。毎回の全国町並みゼミの開会式では、堂々と時宜を捉えた会長挨拶を行い、閉幕式では開催地のスタッフをねぎらうお礼の言葉を心からしっかりと述べておられた姿がまぶたに浮かびます(福川)

