全国町並み保存連盟:〒112-0002 東京都文京区小石川5−3−4 ラ・ヴェリエール文京6階 まちづくりカンパニー・シープネットワーク内

The Japanese Association for MACHI-NAMI Conservation and Regeneration

c/o Machidukuri Company Sheep Network, La Verriere 601, Koishikawa 5-3-4, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan

T: 03-6240-0321, F: 03-5802-7473, M: matinami@pop02.odn.ne.jp

宿場木屋瀬街づくりの会

January 05, 2018

設立年 1991年9月

会員数 60名

代表者 代表  野口 靖彦

連絡先 807-1261 福岡県北九州市八幡西区木屋瀬3-17-7

TEL 093-618-0627

 

◉2016-17年の活動

木屋瀬<こやのせ>は、江戸時代唯一の国際港であった長崎港と江戸を結ぶ長崎街道の筑前の宿駅として栄え、今も当時の文化や伝統を残している地域です。

 平成3年に会を発足させ、平成4年に全国町並み保存連盟に参加しました。平成7年に300所帯、1km前後の町並みを歴史的景観地区に指定して、木造ニ階建て、瓦葺き、色彩など景観整備基準を設け、統一された町並みを目指しています。平成9年には助成金制度が確立しました。会としては、町並み保存とともに街づくりの一環として、天保6年建築の郷土の偉人・伊馬春部先生の生家を復元し、業績を継承しています。

 平成13年には、長崎街道みちの郷土史料館と小型ホールこやのせ座が完成しました。日本の伝統芸術の発表の場として大いに活用されています。木屋瀬は、街づくりの基本コンセプトに基づき、木屋瀬の伝統と文化が香る木屋瀬らしさのある街として着々と進んでいます。

一般社団法人内野地区活性化協議会

August 31, 2016

設立 平成20年10月1日

会員数 258名

会長 多田 篤弘

連絡先 820-0706 福岡県飯塚市3313

TEL・FAX 0948-72-5581

E-mail: uchinosyuku@bz04.plala.or.jp

http://www.nagasakikaido-uchinosyuku.jp/

◉2015-16の活動

平成20年10月1日に内野地区全世帯を会員として設立した内野地区活性化推進会議は。おかげさまで平成26年5月30日に一般社団法人化になりました。

 内野宿は江戸時代、長崎街道筑前六宿の一つとして栄えた歴史があります。現在も旧宿場内を通る街道は道幅・道筋ともには江戸時代のままであり、家々の間口も当時のままに引き継がれたものが多く、宿場時代の面影を色濃く残しています。また、文化庁の「歴史の道百選」に選定された内野宿と山家宿の間の難所冷水峠の石畳道も当時のまま残っています。英国初代公使オールコックがその著書「大君の都」の中で、景色が素晴らしいと書き記している冷水峠の石橋や祠を今もみることができます。また、内野には、樹齢が500年を超すもみじ、500年にもなろうといういちょう、400年を超える柿、350年を超の山桜や800年を超すおがたまの木の群生も見られる自然豊かなところです。内野地区活性化協議会は、NPO法人長崎街道内野宿冷水峠デザイン研究会と共に、この内野の歴史・自然を認識し直し、地域資源として活かしていく、「うちのににぎわいを求めて」の事業推進に取り組んでいます。

八女福島町並み保存会

August 31, 2016

設立年月日 1994年(H6)12月

会員数 約500名

会長 牧野 紘實

連絡先 福岡県八女市本町647 八女市建設経済部地域振興課内

電話 0943-24-8164(事務局・市地域振興課)

メール koga_yoshihiro@city.yame.lg.jp

ブログ http://yamefukutu.exblog.jp(「ブログ版 八女福島町並み通信」)

◉2015-16の活動

私たちは、八女福島伝建地区及びその周辺の町並みを、貴重な文化遺産として積極的に活用を図りながら守り伝えるとともに、住環境の向上及び住民意識の高揚を図りながら公民協働による歴史・景観まちづくりの活動を展開している。

 具体的活動は、街なみ環境整備事業(国交省)と伝建保存修理事業(文化庁、2002年(H14)重伝建地区選定)を活用した町並みの保存整備事業に関する市への提案と住民への周知、機関紙「町並み通信」による情報発信、修理技術の伝承及び修理事業の見学会、空き家再生活用を行っている。

 最近では、市補助事業による町家の修理・修景事業が進み、本保存会と各NPO等のまちづくり団体と協働による活動により、空き町家を再生活用した店舗や工房、住宅等が徐々に増えている。1993年(H5)から今日まで、約49件の空き家が活用され、住宅、蕎麦屋・レストラン・居酒屋・カフェ等及びアンテナショップ等・雑貨店等の店舗、竹・木・革等の工房など(店舗18、工房9、介護施設4、事務所2、簡易宿所1、専用住宅15)として活用が進んでいる。一部では若い世代の町家の継ぎ手も増え、地域コミュニティ維持に若い新住民が寄与する現象も生まれている。一方で、少子高齢化が深刻さを増し、空き家が増加傾向にあるのも現実で、持続的なまちづくり活動の推進を目指している。

黒木地区町並み保存協議会

August 31, 2016

設立年 2005年1月18日

会長 後藤 和幸

会員数 32名

連絡先 834-1292  福岡県八女市黒木町今1314-1(八女市黒木支所 産業経済課商工観光係)

TEL 0943-42-1115【直通】(事務局・市黒木支所産業経済課商工観光係)

e-mail :shingai_hitoshi@city.yame.lg.jp

 

◉2015-16の活動

私たちは、黒木伝建地区(H21年選定)を主体とした在郷町の町並みの活用を図りながら文化遺産として継承し、生活環境の向上を図ることを目的に活動しています。H22年の市町村合併後は、同じ市内となった八女福島地区の諸団体と交流を図りつつ、保存整備事業を計画的に進めています。今年は、さらに活動の充実を図るべく、修理現場の見学会をはじめ、新たな活動展開を模索しています。

伝統家屋の伝建修理事業は、年4~5棟を地元建築集団・NPO法人八女町並みデザイン研究会の協力及び施主の理解で、建物の履歴に基づき、元気だった時代に近づけることを目指して、取組んでいます。

一方、少子高齢化は、深刻さを増し、伝統家屋の空き家は増えており、伝統家屋の継手を受入れのサポートする空き家対策は、緊急の課題となっています。八女福島で活動しているNPO法人八女町家再生応援団(空き家の所有者を説得し、修理事業や入居者のサポート活動している団体)などと情報交換をしつつ対応を模索しています。

2012年7月14日に発生した九州北部豪雨に流出した特定物件の木橋・南仙橋はいまだ再建のメドがたっていませんが、各方面から惜しむ声が多く、今後とも再建に向けた取り組みを進めていきます。

NPO法人小保・榎津 藩境のまち保存会

August 31, 2016

設立年月日 2016年4月

会員数 約60名

理事長 中村 隆志

連絡先 831-0004 福岡県大川市大字榎津325-32大川観光情報センター内

E-mail:hanzakai@gmail.com

 

◉2015-16の活動報告

大川市のほぼ中心に位置する小保・榎津地区は柳河藩・久留米藩の藩境のまちとして、また大川木工業の発祥の地と知られ、その町並みの起源は中世に遡ります。現在の町並みには、国指定重要文化財旧吉原家住宅、市有形文化財高橋家住宅、地区唯一の武家屋敷緒方家住宅をはじめ、江戸から昭和前期までの多様な町家が残されています。平成21年11月に発足の「藩境のまちづくりを考える会」を引継ぎ、平成28年4月1日NPO法人「小保・榎津藩境のまち保存会」を設立しました。今後は26年に導入した街並み環境整備事業の円滑な推進と、伝統的建造物の保存・活用、空き家対策などに取り組み、歴史ある藩境の町並みを後世に継承すると共に、魅力溢れるまちづくりを進めてまいります。

 具体的な活動として町並みの魅力の発信や、伝統的建造物の公開・活用を図る為、毎年四月には、「藩境まつり」、八月には「藩境・肝だめし」、九月には「観月会」、二月には「ぜんざい会」などのイベントの開催をはじめ、地域に残る歴史ある木工製品や道具などの展示、町並みを楽しく散策できる環境づくりをおこなっています。

あづち大島たからもんの会

August 31, 2016

設立年 2004年2月4日

代表 丸田 圭介

会員数 9名

連絡先 859-5801 長崎県平戸市大島村神浦231

TEL 0950-55-2131 FAX (同)

E-mail:i-yonemura@mx51.tiki.ne.jp      

 

◉2015-16の活動

❖神浦伝統建造物群保存地区の特徴

西暦1600年頃、門前町として成立した漁村が捕鯨業の創業と廃業を経て再開発され、水産加工業と商工業を主とした近世的な港町へと発展した過程を知ることができ、我が国にとって価値が高いと評価されています。

 ❖これからの活動課題

①町並み再生基盤の確立・・住民組織「町並み保存会」と技術者集団「あづち大島重伝建作事組」の協力協定による町並み再生の推進

②少子高齢化、過疎化、空き家問題等を踏まえて官民協働による町並み再生と地域活性化

③修理設計に関する基本方針設定の要望(歴史と町並みの特徴を踏まえて)

町並み中心部に位置する1660年代の捕鯨業関連の「勘定場井戸」の修復

重伝建選定10周年事業として指定寄付方式による修復事業への取組み

NPO法人肥前浜宿水とまちなみの会

January 05, 2018

設立 2005(平成17年)設立 

代表者 中島丈夫   会員数 70名 

連絡先 849-1322佐賀県鹿島市浜町乙2696番地 

電話 0954-69-8004

E-mail npohama@po.asunet.ne.jp

 

◉2016-17の活動

肥前浜宿は鹿島市の多良海道(長崎街道の脇街道)沿いに位置し平成18年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。醸造町として選定を受けた「浜中町八本木宿」と茅葺民家が残る港町「浜庄津町浜金屋町」の2地区で構成されています。選定後保存修復が続く中で、平成23年IWC(世界的な酒のコンテスト)でチャンピオンとなる酒が誕生し日本で初めての試み「鹿島酒蔵ツーリズム」がはじまりました。平成25年から行政と協力して「まちなみ活用委員会」が発足、空き家対策や町並み憲章づくりに着手しました。その成果もありここ数年移住者が増加しています。重伝建選定11年目を迎え、これからの浜宿の指針として将来のまちづくりのために「未来まちづくりプロジェクト」を創設、新たなマスタープランづくりに入りました。また、昨年12月には日本ユネスコ協会連盟の100年後の子供たち遺すために「プロジェクト未来遺産2016」に登録されました。

 新たな動きとして古民家の再生のためまちづくり会社を設立してゲストハウス、カフェ、レストラン等、浜宿に足りないものを考えるプロジェクトが始まりました。

 ここまで、順調に推移をしていますが、会員の高齢化・空き家の増加等、他団体と同様の悩みもあります。身近な問題を解決しながら、次世代に繋ぐ夢プランを描きながら進んでまいります。

​*写真:整備が進む肥前浜宿

 

◉2015-16の活動

肥前浜宿は鹿島市の多良海道(長崎街道の脇街道)沿いに位置し平成18年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。醸造町として選定を受けた「浜中町八本木宿」と茅葺民家が残る港町「浜庄津町浜金屋町」の2地区で構成されています。選定後保存修復が続く中で、平成23年IWC(世界的な酒のコンテスト)でチャンピオンとなる酒が誕生し日本で初めての試み「鹿島酒蔵ツーリズム」がはじまりました。平成25年から行政と協力して「まちなみ活用委員会」が発足、空き家対策や町並み憲章づくりに着手しました。その成果もありここ数年移住者が増加しています。

 また、一昨年37回全国ゼミを開催できたこともまちづくりを将来に繋ぐための布石になりました。このような活動が評価され、昨年から今年にかけて国土交通省の「手づくり郷土賞」、美し国づくり財団の「美し景観大賞」をダブル受賞いたしました。これらを原動力として、重伝建選定10周年となる今年、これからの浜宿の指針として将来のまちづくりのために「未来まちづくりプロジェクト」を創設、新たなマスタープランづくりに入りました。

 順調に推移をしていますが、会員の高齢化・空き家の増加等、他団体と同様の悩みもあります。身近な問題を解決しながら、次世代に繋ぐ夢プランを描きながら進んでまいります。

町並みとまちづくりを考える大分県民の会

August 31, 2016

設立年 1984年3月

会員数 40人

代表者 代表委員 村松幸彦 片岡正喜 岸川多恵子

〒870-0815 大分市南春日町5-19

TEL 097-544-7537

 

◉2015-16の活動

全国町並みゼミが九州で初めて開かれたのは1983(昭和58)年6月、臼杵でした。第5回の全国町並みゼミにあたります。ゼミは大分県内の歴史的町並みに大きな刺激となり、ゼミ参加者を中心に大分県内の団体や有志が集い、「風土や歴史を生かした個性ある住みよいまちづくりを進めよう」と話し合って、結成したのが本会です。1984年3月25日に大分市で発会式を持ち、2014年には創立30周年を迎えています。

 最近の活動では、各地の町並みを訪ねる「ふるさと拝見」は宇佐市院内に行き、石橋群や重要文化財「竜岩寺」を拝見しました。毎月1回「例会」を開くとともに学習会や全国町並みゼミ報告会を開催しています。会報も発行しています。

 4月の熊本地震では県内の歴史的文化遺産では倒壊、滅失などの甚大な被害は無かった者の、当会会員所有の登録有形文化財や、当会が保存を支援した文化財の一部に被害が発生しました。今後、これらの修復に向けて支援をしていきたいと考えています。

戸次本町街づくり推進協議会

August 31, 2016

設立年 1996年

会員数 総数64名(委員50名、顧問10名、事務局4名)

会長 石井 鏡成

〒879-7761 大分県大分市大字中戸次5115番地の1 大分市役所大南支所内

TEL 097-597―1000 FAX 097ー597ー6256(大分市役所 大南支所)

E-mail: dainan@city.oita.oita.jp

 

戸次本町街づくり推進協議会は、平成7年に結成され、まちづくりのルール等を検討して、平成13年度から地区内の街なみ環境整備事業が開始され、建物の修景に対する補助や道路・電柱の美装化等のハード整備が進められ平成25年度で終了しています。

 現在、協議会では、毎月、定例会を開き、ソフト面を充実させるため、まちづくりの活動について話合い、町並みの清掃活動、「町並み瓦版」の発行、町並みボランティアガイド等を行っています。

 また、賑わいの創出のために平成16年より、戦国時代に戸次の地で起こった大合戦による犠牲者の慰霊を弔う「よいやかがり火」を毎年開催して、竹灯篭やコンサート、講演会等のイベントを展開しています。

 そして、今年の7月に協議会の念願でありました大南まちづくりセンターがオープンしました。町並みボランティアガイドや協議会の活動の拠点及び情報発信や交流の場として大いに活用したいと思っています。

 大南まちづくりセンター:〒879-7761 大分県大分市大字中戸次4407番地

 TEL/FAX 097-560-2544

 E-mail: hetsugihonmachi@yahoo.co.jp

臼杵の歴史景観を守る会

August 31, 2016

設立年 1975年10月

会員数 20名

代表者  斉藤 行雄 会長

〒875-0053 大分県臼杵市平清水11組 斉藤方

TEL0972-62-2428FAX 0972-62-2590/

E-mail: saito-yukio@pref.oita.lg.jp

◉2015-16の活動

臼杵市は、九州東岸の小都市です。市街地は中世以来の城下町の町並みが残り、郊外には国宝、特別史跡の二重指定を受ける臼杵磨崖仏があります。当会は、設立以来、市民への啓発活動、研究活動を地道に続けています。

 こうした様々な歴史遺産の残る中、最近、ユニークで楽しいイベントが始まりました。当市を通るJR線が今から約100年前に開通したことに因み、昨年、「臼杵駅」「下ノ江駅」の百周年イベントが関係者によって行われました。両駅の内、無人駅の「下ノ江駅」は今でも100年前の姿をそのままに残しており、その駅舎を使った地元自治会主催の飲み会が評判となっています。おつまみは山盛りのイノシシの煮込みが300円、焼酎1杯200円など格安。開会式などは無しという、ゆるーい会です。

 来年、さらにその先には、「下ノ江駅」と「臼杵駅」の間にあり同じく無人駅の「上臼杵駅」「熊崎駅」が順次100年を迎えることから、3つの100年駅舎を結ぶ、「駅バル」を開催したらとか、国登録有形文化財を目指したらとの声が上がっています。歴史的建造物の駅を地域交流の拠点にしようとの取り組みが始まったところです。

臼杵デザイン会議

August 31, 2016

設立年 1987年12月

会員数 46名

代表者 会長  坂上 次子

〒875-0043 大分県臼杵市大字二王座114番地 竹内方

TEL0972-63-7756/FAX 0972-63-7756

 

◉2015-16の活動

地域のグランドデザインは市民自らが考えようという地域デザイン運動の発想の元、当会は発足しました。以来、「臼杵らしさ」を基本テーマに歴史環境・自然環境を一体のものとして「地酒を愛する会」「遠足好適地探検」等の様々な活動を展開しています。

 臼杵市では昭和60年から市の独自条例に基づく景観保全が行われてきましたが、最近、誘導策だけではその限界がはっきりとする事例が散発するようになってきました。そのため、市としては景観法に基づく施策に転換するとることとし、これまでの「臼杵市歴史環境保全条例」に代わり「臼杵市景観条例」が施行されています。また、準防火区域を外すとともに、狭隘道路での建築制限についても基準法の適用除外を行うなど、先駆的な取り組みを進めています。一方、伝建地区選定への作業は15年以上止まったままです。

 こうした中、最近では市街地へのIターンJターン等の移住者が増えてきました。彼らは、町家や武家屋敷を改装し、レストランやカフェ、雑貨店などに蘇らせるだけでなく、次なる移住者への橋がかりを担ったり、各種会議に参画したりするなど、積極的にまちづくりに関わっていて、今後大きく期待されるところです。

油津堀川運河を考える会

August 31, 2016

設立年 1988年

会員数 14名

代表者 福田 幸夫

連絡先 887-0031 宮崎県日南市大字戸高871番地

TEL 0987-22-5599 (日南大学)・ 0987-23-6952  (福田)

E-mail:y-fukuda_ni@city-nichinan.jp

 

◉2015-16の活動

平成5年から始まった油津堀川運河の整備も大詰めを迎えている。運河の護岸整備はほぼ終了し、残るは大正13年に完成した第一突堤の半分、運河に架かる石橋(堀川橋)と木橋(花峯橋)の改修である。2つの橋はいずれも国登録有形文化財である。

 昭和63年から取り組んできた堀川運河の保存運動は、ようやくハード面での完成をみることになる。この間、本会はもとより、日南市産業活性化協議会(NIC21)、油津みなと街づくり委員会、合名会社油津赤レンガ館、チョロ船保存会など、数多くの団体が堀川運河を中心とした油津のまちづくりに取り組んできた。

 こうしたことが評価されてか、油津まちづくり諸団体が、本年度の第4回自治体学会賞(2014年)の「田村明まちづくり賞」を受賞した。

 現在進行中の中心市街地活性化基本計画とも相まって、市民と行政が一体となり、油津の町並みと堀川運河の魅力を今後とも発信していきたい。

 平成27年11月、「旧鈴木旅館」について、原所有者が保存の意思をなくしたため、「油津堀川運河を考える会」が買い取って、修理し、保存及び活用について、国の「民泊」についての動きには合わせられないが、旧旅館の状態を維持しながら、利用方法を今後も各団体からの情報で検討を進めていきたい。

「油津堀川運河を考える会」も「日南大学」と連携し、コンサート活動等を通じて、街づくりを応援していく。

竹富島集落景観保存調整委員会(通称:まちなみ調整委員会)

August 31, 2016

設立年 1982年5月

会員数 253名

代表者 阿佐伊 拓

〒907-1101沖縄県八重山郡竹富町字竹富354

TEL 090-8317-8146

 

◉2015-16の活動

「竹富島のまちなみ」保存運動の第一人者である上勢頭芳徳さんの後継者のひとりとして、今回はじめてまちなみゼミに参加させていただきます。

 昭和62年4月に全国で24番目に重伝建に選定された竹富島は、エメラルドグリーンの海、咲き誇る色鮮やかな花々、情緒ある赤瓦屋根の家屋と連なる灰色の石垣、砕けた珊瑚が敷き詰められた白砂の道が代名詞となっていますが、これらは全て自然との共生を経て人智で得た先人の積み重ねです。観光を島の主産業として島興しを決めて以降、この景観を保全し現在まで、「この風情でどのようにしたら懐を温められるか」という本質を外れたところで語る人々や、「絵はがきの楽園でのんびりと暮らしたい」と安易に思う人々との駆け引きの繰り返しでした。

 平成25年に新石垣空港が開港し、以前より気軽に南の島の楽園を訪れるようになった半面、51万人もの観光客の多くは、情緒ある竹富島の美しさはあくまでも表面でしか過ぎないことに気付かないまま、深淵たる竹富島の世界を知ることなく去っていきます。まちなみは「暮らす人々の心の表われ」であり、その心は目には見えないところにあります。私たちは、その心に気づくことができる方々に訪れてほしいと願っています。

 観光施設の移転問題やコンドイリゾートホテルの建設問題など、課題は山積しておりますが、ひとつひとつ丁寧に向き合い、「まちなみ」が保全されてきた本質に向き合う活動を続けていきます。

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