新潟まち遺産の会
February 03, 2020
設立年 2004年6月
会員数 約150名
代表者 大倉宏
住 所 951-8066 新潟県新潟市中央区東堀前通1-353 伊藤純一アトリエ内
電 話 025‐228‐2536 Fax: 025‐228‐2537
Mail: chanoma@machi-isan.sakura.ne.jp
URL: http://machi-isan.sakura.ne.jp/
◉2018-19
長岡藩の外港として、1655年に現在地に建設された本州日本海側最大の湊町新潟は、戦災も免れ、多数の歴史的建造物が残っています。幕末の開港5港のひとつでもあり、明治初期の擬洋風建築として有名な旧税関や旧県議会議事堂、そして昭和初期のRC橋である萬代橋などは重要文化財に指定されています。市中心部の旧新潟町エリアには、3つの主要な歴史的界隈があります。
第一は、近世からの雰囲気が残る【下町(しもまち)】で多くの町屋が残ります。中で市指定文化財旧小澤家住宅「北前船の時代館」は、貴重な回船問屋の遺構であり、また表が平入り、裏が妻入りの独特の形態を持つ新潟町屋の典型でもあります。
第二は明治にお屋敷街として開発され、洋風建築が多く残る【西大畑】。こちらには豪商の別邸「旧齋藤家別邸」があり、庭園は国指定名勝です。
第三は、伝統的料亭建築等が数多く残り、かつ全国有数の現役花街である【古町】です。国登録文化財の鍋茶屋は木造三階建て、全国最大規模の200畳の大広間を備えています。
又昨年度から、歴史的建造物を保存するには法から考える必要があるということから、その他条例を考えるセミナーを開催し勉強をはじめました。
この様に歴史的建造物や町並みを発掘・保全に取り組んでいます。
◉2015-16
長岡藩の外港として、1655年に現在地に建設された本州日本海側最大の湊町新潟は、戦災も免れ、多数の歴史的建造物が残っています。幕末の開港5港のひとつでもあり、明治初期の擬洋風建築として有名な旧税関や旧県議会議事堂、そして昭和初期のRC橋である萬代橋などは重要文化財に指定されています。市中心部の旧新潟町エリアには、3つの主要な歴史的界隈があります。
第一は、近世からの雰囲気が残る【下町(しもまち)】で多くの町屋が残ります。中で市指定文化財旧小澤家住宅「北前船の時代館」は、貴重な回船問屋の遺構であり、また表が平入り、裏が妻入りの独特の形態を持つ新潟町屋の典型でもあります。
第二は明治にお屋敷街として開発され、洋風建築が多く残る【西大畑】。こちらには豪商の別邸「旧齋藤家別邸」があり、庭園は国指定名勝です。
第三は、伝統的料亭建築等が数多く残り、かつ全国有数の現役花街である【古町】です。国登録文化財の鍋茶屋は木造三階建て、全国最大規模の200畳の大広間を備えています。
又、当会も保存活動に関わった地元建築家によるモダニズム建築「會津八一記念館」は保存が叶い、民間が所得し今春「NSG美術館」としてオープンしました。(写真)これらの歴史的建造物や町並みを発掘・保全に取り組んでいます。
越後村上・城下町まちなみの会+むらかみ町屋再生プロジェクト
February 04, 2020
設立年 1988年10月
会員数 15名
代表者 長谷川勲(まちなみの会)、吉川真嗣(会長、町屋再生PJ)
連絡先 958-0837 新潟県村上市大町1-20
電 話 0254-53-2213(吉川真嗣)
Maill:shin_kikkawa@ybb.ne.jp
◉2019
城下町の村上で平成9年、道路拡幅を含む大規模な近代化計画が旧町人町である商店街に持ち上がり、なんとこれに96%の商店街の住人が賛同した。この時、近代化に警鐘を鳴らしてくれたのが当時まちなみ保存連盟会長の故五十嵐大祐氏である。「近代化を食い止めなさい。取り返しのつかないことになる。」この五十嵐氏の言葉が我々を突き動かした。
早速、町屋の生活空間を公開する取り組みを16軒の町屋で展開。次に「黒塀一枚千円運動」で小路のブロック塀を黒塀に作り変える運動を開始し、更には市民基金で町屋の外観を昔の姿に再生する町屋再生事業を行った。
これらの取り組みにより全国的にも注目され、21年たった現在、観光客がゼロだった町に年間30万人も訪れるようになった。黒塀は460mに達し、再生された町屋は47軒、町は驚くような変化を遂げた。
真っ向から反対するのではなく、町屋を活かし、町を活性化させ、村上のあるべき姿を市民自ら形にして示すという私共の取り組は、町を活性化させながら、町の景観を着実に変え、これが時間をかけながら市民の意識を変えていった。その結果18年後の平成28年、都市計画道路は廃止され、市は歴史まちづくり法の導入を決定。しかも驚くことに、近代化を強く主張し続けてきた商店街の住人が、歴史の町づくりに100%合意するという奇跡のようなことが起こった。正に村上にとって歴史的なでき事である。
紆余曲折を経ながらもここまで来られたのは、亡き五十嵐会長はじめ、西村幸夫先生、苅谷勇雅先生、岡崎篤行先生、殿塚治理事、北島力理事ら連盟の大きなお力添えがあってのことです。心より感謝申し上げます。
◉2018
村上で平成9年、大規模な近代化計画が旧町人町である商店街に持ち上がった。この近代化に警鐘を鳴らしてくれたのが当時連盟会長の故五十嵐大祐氏である。「近代化を食い止めなさい」この五十嵐氏の言葉が我々を突き動かした。
早速、町屋の生活空間を公開する取り組みを16軒の町屋で展開。次に「黒塀一枚千円運動」で小路のブロック塀を黒塀に作り変える運動を開始し、更には市民基金で町屋の外観を昔の姿に再生する町屋再生事業を行った。
これらの取り組みにより全国的にも注目され、20年たった現在、観光客がゼロだった町に年間30万人も訪れるようになった。黒塀は460mに達し、再生された町屋は43軒、町は驚くような変化を遂げた。
真っ向から反対するのではなく「村上のあるべき姿を形にして示す」という私共の取り組は、近代化推進派の市民の意識を徐々に変えていった。その結果18年後、近代化計画は消えて無くなり、まちづくりの方向は180度変わった。市は歴史まちづくり法を導入し、重伝建を視野に入れた動きにまで発展してきた。正に村上にとって歴史的なでき事である。
紆余曲折を経ながらもここまで来られたのは、亡き五十嵐会長はじめ、西村幸夫先生、苅谷勇雅先生、岡崎篤行先生、殿塚治理事、北島力理事ら連盟の大きなお力添えがあってのことです。心より感謝申し上げます。
◉2015-16
村上でH9年、大規模な近代化計画が旧町人町である商店街に持ち上がった。この近代化に警鐘を鳴らしてくれたのが当時連盟会長の故五十嵐大祐氏である。「近代化を食い止めなさい」この五十嵐氏の言葉が我々を突き動かした。
早速、町屋の生活空間を公開する取り組みを16軒の町屋で展開。次に「黒塀一枚千円運動」で小路のブロック塀を黒塀に作り変える運動を開始し、更には市民基金で町屋の外観を昔の姿に再生する町屋再生事業を行った。
18年たった現在これにより観光客がゼロだった町に年間30万人も訪れるようになった。黒塀は425Mに達し、再生された町屋は32軒、町は驚くような変化を遂げた。
反対運動ではなく「村上のあるべき姿を形にして示す」これら私共の取り組は、近代化推進派の市民の意識を徐々に変えていった。その結果、市の近代化計画は消えて無くなり、まちづくりの方向は180度変わった。市は今年、歴史まちづくり法の導入を決定し、重伝建を視野に入れた動きにまで発展してきた。正に村上にとって歴史的な出来事である。
紆余曲折を経ながらもここまで来れたのは、亡き五十嵐会長はじめ、西村幸夫先生、苅谷勇雅先生、岡崎篤行先生、殿塚治氏、北島力氏ら連盟の大きなお力添えがあってのことだった。心より感謝申し上げます。
NPO法人歴町センター大聖寺
February 04, 2020
設立年 2001 年 10 月
会員数 12 名
代表者 毛利修、事務局長:瀬戸逹
所在地 〒922-0811 石川県加賀市大聖寺南町ニ-2-2
TEL・FAX 0761-73-0220
Mail: daishoji@po5.nsk.ne.jp
◉2019
歴町センター大聖寺では、旧大聖寺藩内に残る歴史的景観を守り整備することにより地域の活性化を図り子ども達が誇りを持てる「ふるさとづくり」を目的としております。
過去には「一里塚の復元」「楽しく歩こう歴史街道イベント開催」「景観整備拠点となる時習庵(国登録有形文化財)整備」「歴史的通り名称の看板設置」「観光ボランティア養成講座実施」「史跡・産業・文化・観光用掲示板『ふる里の宝発見』設置」「時鐘堂再建」「西村幸夫町並み塾開催」「第27回全国町並みゼミ大聖寺大会開催」「歴町センタービル開設」「五徳庵(国登録有形文化財)整備」「大聖寺川下り屋形舟遊覧」「旧北陸鉄道加南線運行の電車を屋形舟待合所として設置」『ええもん市』を屋形船待合所前に設置」「大聖寺町並み景観広場を整備し方丈や記念碑を設置」『もてなしトイレ案内処』設置」「加賀市文化財レスキュー隊結成」「第1回北信越町並みゼミ大聖寺大会開催」「STEP21リーディング事業指定『文化合宿』実施」「大聖寺藩関所復元整備」「大聖寺観光案内所開設」「加賀大聖寺人物講座開講」「大聖寺藩足軽屋敷旧月田邸・早水家整備」「NHK初代会長岩原謙三記念お御堂開設」「赤瓦の里セミナー・ふるさとのステキ再発見講座開催」「駅まで何分案内看板設置」「加州松島社跡石碑建立」「大聖寺川河畔にイロハモミジ・ドウダンツツジ植樹」「大聖寺活性化サロン(若手起業家支援センター)オープン」「若手起業家紹介看板設置」「大聖寺城・藩邸・関所等のジオラマ制作」「日本プロ野球創始者である河野安通志生誕地顕彰看板建立」『日本百名山』の深田久弥生誕地顕彰看板建立」「(特)歴町センター大聖寺記念館・八間道能楽堂建立」の他、毎年新たな取り組みを行っております。
今後は「防災避難所の整備」や「日本一大聖寺藩邸長屋門の復元整備」目標に活動を進めていき「小さな城下町大聖寺」の魅力を充分に味わってもらおうと活動を進めております。
若狭熊川宿まちづくり特別委員会
January 03, 2018
設立年 1995年(平成7年)
会員数 249名(熊川区民全員)・委員66名
代表者 宮本哲男(会長)
所在地 〒919-1532 福井県三方上中郡若狭町熊川
TEL・FAX 0770-62-0330(宿場館)
URL: http://kumagawa-juku.com/
◉2019
▽河内川ダム竣工と周辺環境整備
2019年6月、計画発表から37年の時を越えて、県営河内川ダムが竣工しました。洪水の回避はもとより治水の安定が図られるとともに、見学者が増え始め、今後ダム周辺の環境整備が進めば、熊川宿とあわせて交流人口増が期待されます。
河内川ダムから若狭駒ヶ岳へ、さらには熊川城跡や沼田氏出城跡へのトレイルルートの開発を目指します。
▽熊川城跡への山道整備
熊川城は、城主沼田氏から細川家へ続くルーツとなり、また2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀のゆかりの地でもあります。
現在、城郭や張出郭の原形は留めているものの、雑木や杉が大きくなり、城跡への山道も急傾斜で荒れ、往来が困難な状態になっていました。
この度、熊川宿とその周辺環境改善の一環で、熊川城跡を中心とした山道の復元・整備を行い、熊川宿の歴史的価値を高めます。
▽民間活力による古民家活用の取組み
熊川宿では古民家活用が進んでいます。2018年に、食事処や焼き鯖店、喫茶店、陶芸店、そして美術館がオープンしました。
そして、熊川宿中心地の大店「菱屋」には、2018年4月、(株)デキタによる「街道シェアオフィス」がオープンし、2019年10月には一棟貸し宿泊施設「八百熊川」とコーヒーショップ「SOL'S COFFEE」がオープンしました。さらに今年に入って古民家を活用した忍者道場も開設されました。
このような民間活力による伝建物の有効活用が進められたことは、社会的にも大きな影響があり、今後の熊川宿の空き家活用の牽引役を果たすものと考えられます。交流人口の増加と、新たな雇用や賑わいの創出が熊川宿の活性化に繋がっていってほしいものです。
▽町並み通信第40号・創刊20周年
熊川宿まちづくりの広報誌『町並み通信 鯖街道熊川宿』は、平成12年6月の創刊以来、2020年2月発行の第40号、さらに6月には創刊20周年を迎えます。
第40号では、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が放映されることもあり、主人公の明智光秀をはじめとする熊川ゆかりの人物や熊川城跡について特集する予定です。
また創刊20周年記念となる第41号(令和2年8月発行予定)では、別冊『熊川宿の空き家活用ガイド』の発刊を計画しています。
◉2018
▽熊川宿は
福井県南西部、滋賀県との県境に位置し、江戸時代から若狭湾と京都を結ぶ若狭街道(通称:鯖街道)の物流の拠点として発展しました。街道に面して平入・妻入の建物が混在して建ち並び、前川用水が流れています。
▽楽しみながら人材育成にも貢献!「熊川いっぷく時代村」
熊川宿では、住民自らが趣味や得意分野を活かして多彩なまちづくり活動に取組んでいます。なかでも10月第一日曜日に開催する秋の一大イベント「熊川いっぷく時代村」は、若手を中心とした実行委員会が早くから企画・準備を行い、地区民はもとより町内外の多くの協力を得て開催し、毎年1万人を越える来訪者で盛り上がります。
熊川区では副区長を区民選挙で選出し当選すると翌年度から、副区長、区長、熊川いっぷく時代村実行委員長に3年に渡って就任します。
そして、今年の熊川いっぷく時代村実行委員長は熊川区始まって以来、初の女性区長を経験した宮川直美さんが就任しました。
年度初めに、実行委員長が中心となる事務局メンバーを人選しますが、他の役員などとの全体バランスを考慮しながら、若手メンバーも抜擢し機動的な組織としていきます。
詳しくは、第4分科会で報告をさせていただきますが、世代を超えて全員が協力する取組は、若手中心スタッフのマネージメント力を高めると共に、多面的なキャリア―の付与となり、人材育成面でも大きく貢献しています。
熊川小学校は全校児童20数名ですが、いっぷく時代村では子どもたちも大忙しです。山車巡行のお囃子、子ども語り部、飴を販売するバザーなど、過密スケジュールの合間を縫って、多くの催し物を楽しんでいます。
毎年工夫を重ね多くの人々に喜んで頂いている熊川いっぷく時代村も来年で第20回を迎えることから記念事業も計画しています。
▽民間活力による空き家活用の取組み
今年5月には、熊川宿中心の大問屋「菱屋」が街道シェアオフィス&スペースとして、酒屋倉庫が美術館としてオープンし、新たな熊川宿の活用がスタートしました。このような空き家の有効活用を通じて活性化と雇用の創出を図りたいと考えています。
◉2016-17の活動
▽みんなで取り組むまちづくり
熊川宿では、住民自らが趣味や得意分野を活かして多彩な活動を進めてきました。平成27年「御食国若狭と鯖街道」として「日本遺産」に認定されました。
秋のイベント「熊川いっぷく時代村」は、若手を中心とした実行委員会が盛り上げ、毎年1万人以上の来訪者が来られます。
▽若狭熊川宿重伝建選定20周年記念事業
重伝建選定20周年を迎えた平成28年11月26日(土)〜27日(日)の2日間、「第4回北信越町並みゼミ熊川宿大会」と「熊川宿重伝建選定20周年記念フォーラム」を開催。
整備された熊川宿と周辺の自然、まちづくりを継続する「人」をテーマに、先生方の講演や各地の参加者からご意見をお聴きしました。諸先輩方のご尽力を振り返りながら、未来をみんなで考えるよい機会になりました。
▽第3次熊川まちづくりマスタープラン
第2次策定から10年が経過しました。先の記念事業で皆様から頂いた貴重なご意見や助言を踏まえ、今後の熊川宿のあり方を住民自身が考え、実行に移していくための方針を策定します。
▽熊川宿の魅力アップ(小水力発電)
熊川宿は街道沿いを水量豊かで流れの速い「前川」が流れます。環境に配慮したまちづくりを進めようと、株式会社マツバ様の協力を得て小水力発電機を設置し、道の駅の看板、宿場館の玄関、西口のモニュメントをライトアップ。また、中ノ町の前川にも水中照明を試験的に設置。蛍の観賞や陶の灯り展とともに、夜も熊川宿を楽しんで頂きたいです。
▽空き家を活用した取組み
現在、ワークショップやシェアオフィスの運用が企画検討されています。空き家を地域の財産と捉え、「街道LIVE」や不要品販売の「蚤の市」を開催し、楽しみながら空き家解消と雇用創出に繋げたいと考えています。
◉2015-16の活動
▽まちづくりのあゆみ
平成8年7月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定後、熊川宿資料館を始めとする公開施設や街道の景観整備、民家の修理・修景等が行われました。なかでも、昔ながらの広い街道の電線類地中化や、平成の名水百選「前川」の石積み護岸は、歴史的町並みと自然景観が美しく調和しています。
▽みんなで取り組むまちづくり
これまで、広報誌の発行、工芸品の開発、語り部の育成、フォーラムの開催など行った活動は多彩です。旧逸見勘兵衛家を活用した喫茶や民泊のおもてなし、蛍の育成、今年林業遺産に認定された「熊川葛」の復興、陶の灯りによる幻想的な夜景の創出、自主防災活動による「安心安全なまちづくり」、住民の増加を目指した「空き家の有効活用」など、皆が伝建地区に暮らし楽しみながら取り組める活動を進めてきました。
今年で17回目となる秋のイベント「熊川いっぷく時代村」は、若手を中心とした実行委員会が盛り上げ、毎年1万人以上の来訪者が来られるまでになりました。今年は10月2日(日)開催です。
▽若狭熊川宿重伝建選定20周年記念事業
熊川宿が重伝建に選定されて今年で20年を迎えます。来る11月26日(土)〜27日(日)の2日間、記念事業として、「第4回北信越町並みゼミ熊川宿大会」と「熊川宿重伝建選定20周年記念フォーラム」を開催します。皆様のお越しをお待ちしています。
公益財団法人妻籠を愛する会
February 04, 2020
設立年 1968年9月
法人化 1983年2月
会員数 260世帯(640人)
理事長 小林俊彦
所在地 〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻3159-2
電 話 0264-57-3513
Mail: tumakai@ju.kiso.ne.jp
URL: http://tumagowoaisurukai.jp/
◉2019
「妻籠の継続行事」
妻籠宿の保存事業開始から52年が経過しました。この間に様々なことに取り組んできました。なかでも「文化文政風俗絵巻之行列」は保存工事起工式が行われた11月23日に第1回目が行われ、その後一度も滞ることなく続けられ、本年度も52回目の行列を無事終了しました。この日ばかりは江戸時代に思いをはせ、歩く人、実行委員、観光客が一体となって晩秋の一日を楽しみます。
また、冬場の勉強会として昭和52年から始まった「妻籠冬期大学講座」も今年度は44回目を数えます。これも1回も欠けることなく続いています。2月1日に講師を2名お招きし開催する予定です。2月の第1土曜日を基本としているため、今年は全国町並みゼミ川越大会と重なってしまいました。団体で参加できず残念です。
今後も今までと活動の基本方針は変わらず、継続は力なりで取り組んでいきます。
◉2018
「新たな50年に向けて」
昨年度は妻籠宿保存50周年を迎え、節目としてこれまでの活動を振り返り、50周年記念誌を発行しました。また、保存開始と同時に始まった「文化文政風俗絵巻之行列」も50回を数え、毎回発行した「瓦版」を50回分1冊に纏めることができました。
近年特定外来植物が大きな問題となっています。妻籠でもオオキンケイギク・オオハンゴンソウ等が繁茂して深刻な状態です。愛会では環境保全委員会を中心に地元の若者に協力を依頼し積極的に除去に取り組んでいます。また。愛会が馬籠峠の中山道沿いで管理している一石栃立場茶屋周辺の環境整備にも取り組み、馬籠峠を歩く方々や妻籠への観光客の方々を気持ちよくお迎えしたいと努力しています。
今年度も今までと活動の基本方針は変わらず、継続は力なりで取り組んでいます。
◉2017の活動
昭和43年長野県明治100年記念事業の一つとして妻籠宿の寺下地区でその工事が11月に開始されて以来、今年で50年になました。大名の御籠を担いだ、駕籠者の草鞋を作った人の生活の場もきちんと残せば、いつかは文化財と信じて保存に取り組み、国の文化財保護法が改正されたのが昭和50年。51年に全国で7ケ所が選定されその仲間に入れてもらい、「重要伝統的建造物群保存地区」となりました。保存工事のスタートを記念して始めた11月23日の「文化文政風俗絵巻之行列」も50回になります。秋の好天の特意日でもある勤労感謝の日、小さな宿場に観光の人でごった返します。この日が妻籠宿の容量を知る日でもあります。
その時配る瓦版も大好評で奪い合いになります。今年の宿場役人は?
保存のスタート50年の節目に過去の先輩諸氏の苦労と足跡を偲びこの間の出来事を冊子にして記録にするため現在纏めています。
来年2月には記念式典を開催して、これからの50年に向けての決意の場にもしたいと思います。継続は力なりです。
◉2016
我が国初となる集落保存を昭和43年に始めてまもなく50年。多くの方々に支えられて半世紀が過ぎようとしています。集落保存の先駆けとしての使命と、多くの方々のご支援があったからこそであります。
先人の暮らしたその場所を動態保存で守り続け次代の人々に引き継いでいかなければ勤めが果たせません。
どうぞ今後も暖かいご支援をお願いします
NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会
February 04, 2020
設立年 2001年6月
会員数 180名
代表者 香山篤美(理事長)
連絡先 〒381‐1231長野県長野市松代町松代(伊勢町)577
電 話 026‐278‐1277(Fax兼用)
Mail: yumekuukan-matushiro@topaz.ocn.ne.jp
URL: http://www.geocities.jp/yumekuukanmatusiro/index.html
◉2019
国登録有形文化財登録推進による町並み保存と歴史的建造物の利活用促進
1、国の登録有形文化財への登録推進
NPO夢空間では平成16年から、松代町内の民家など歴史的建造物の保存利活用をはかるために、国の登録有形文化財に登録する取り組みを行い、今年度までに39箇所79件を登録し、当面100件の登録を目指している。町内に点在する登録有形文化財を線で結び、まち歩きコースを設定し、まち歩きマップに落とし込んで「まち歩き観光」の推進をはかり、まちのにぎわいづくりに取り組んでいる。「まち歩きガイド」を養成し毎月1回各種コースを紹介する「まち歩きガイドツアー」を開催して町内外からの参加者に松代の町並みのすばらしさを紹介し、松代のファンづくりに取り組んでいる。
2、空き家空き店舗のリノベーションによる利活用推進
平成22年からは町の中心部の金物店だった大正年代の店蔵をお借りして松代への来訪者と地域の人々との交流を促進するために「松代まち歩きセンター」を開設し、24年には隣接した角店の旧セブンイレブンを町並みにあわせた改修を行ってまち歩きセンターを拡充した。現在、旧金物店を「伝承館」と名づけ商家に伝わる伝統食や地域の歴史文化を次世代に伝承する場所として活用している。平成17年から保存に取り組んだ旧金箱邸が長野市指定文化財寺町商家として保存再生されたのを受け、平成27年度からNPO夢空間が指定管理者としワンディシェフを中心とした利活用を行い地域住民と観光客との交流拠点として松代の新しい魅力を発信している。また、平成24年に廃線になった長野電鉄の屋代線の旧松代駅の木造駅舎の保存と利活用に向けて、松代地区住民自治協議会歴史文化部会の部会員の一員として地元での機運づくりを行い、地元の総意として行政に対して提案を行い旧松代駅舎の保存再生へ道筋が作られるように取り組んでいる。
3、2019年9月に信州町並みネットワーク発足(ポスト全国町並みゼミ)
2018年11月に長野市松代を主会場に開催された第41回全国町並みゼミ長野松代・善光寺大会開催を契機に盛り上がった長野県内における町並みネットワーク結成に向けて長野県行政の協力を得て、2019年9月に県内22団体の参加により「信州町並みネットワーク」が発足した。三役には全国町並みゼミ会員の3団体が正副会長となり、NPO夢空間が当面の間、県行政の協力を頂きながら事務局をつとめることとなった。2020年10月には小諸市で全国町並み保存連盟主催の「北陸甲信越ブロック町並みゼミ」の開催を地元小諸の実行委員会と共に信州町並みネットワークが共催する形で準備を進めている。
◉2018
1、国の登録有形文化財への登録推進
NPO夢空間では平成16年から、松代町内の民家など歴史的建造物の保存利活用をはかるために、国の登録有形文化財に登録する取り組みを行い、今年度までに39箇所79件を登録し、当面100件の登録を目指している。町内に点在する登録有形文化財を線で結び、まち歩きコースを設定し、まち歩きマップに落とし込んで「まち歩き観光」の推進をはかり、まちのにぎわいづくりに取り組んでいる。「まち歩きガイド」を養成し毎月1回各種コースを紹介する「まち歩きガイドツアー」を開催して町内外からの参加者に松代の町並みのすばらしさを紹介し、松代のファンづくりに取り組んでいる。
2、歴史的建造物の保存利活用推進(旧松代駅木造駅舎の保存再生に向けて)
平成22年からは町の中心部の金物店だった大正年代の店蔵をお借りして松代への来訪者と地域の人々との交流を促進するために「松代まち歩きセンター」を開設し、24年には隣接した角店の旧セブンイレブンを町並みにあわせた改修を行ってまち歩きセンターを拡充した。現在、旧金物店を「伝承館」と名づけ商家に伝わる伝統食や地域の歴史文化を次世代に伝承する場所として活用している。平成17年から保存に取り組んだ旧金箱邸が長野市指定文化財寺町商家として保存再生されたのを受け、平成27年度からNPO夢空間が指定管理者としワンディシェフを中心とした利活用を行い地域住民と観光客との交流拠点として松代の新しい魅力を発信している。また、平成24年に廃線になった長野電鉄の屋代線の旧松代駅の木造駅舎の保存と利活用に向けてNHK大河ドラマ真田丸の放映中、地元実行委員会でボランテイアを募り主婦や中学生等の協力を得て、観光情報コーナーとしての活用が図られた実績をもとに、保育園児や小中学生から駅舎活用アイデアを募るコンテストの実施を後押しするなど、地元での機運づくりを行って保存再生へ道筋が作られるように取り組んでいる。
◉2015-16の活動
1、国の登録有形文化財への登録推進
NPO夢空間では平成16年から、松代町内の民家など歴史的建造物の保存利活用をはかるために、国の登録有形文化財に登録する取り組みを行い、今年度までに39箇所79件を登録し、当面100件の登録を目指している。町内に点在する登録有形文化財を線で結び、まち歩きコースを設定し、まち歩きマップに落とし込んで「まち歩き観光」の推進をはかり、まちのにぎわいづくりに取り組んでいる。「まち歩きガイド」を養成し毎月1回各種コースを紹介する「まち歩きガイドツアー」を開催して町内外からの参加者に松代の町並みのすばらしさを紹介し、松代のファンづくりに取り組んでいる。
2、歴史的建造物の保存利活用推進(旧松代駅木造駅舎の保存再生に向けて)
平成22年からは町の中心部の金物店だった大正年代の店蔵をお借りして松代への来訪者と地域の人々との交流を促進するために「松代まち歩きセンター」を開設し、24年には隣接した角店の旧セブンイレブンを町並みにあわせた改修を行ってまち歩きセンターを拡充した。現在、旧金物店を「伝承館」と名づけ商家に伝わる伝統食や地域の歴史文化を次世代に伝承する場所として活用している。平成17年から保存に取り組んだ旧金箱邸が長野市指定文化財寺町商家として保存再生されたのを受け、平成27年度からNPO夢空間が指定管理者としワンディシェフを中心とした利活用を行い地域住民と観光客との交流拠点として松代の新しい魅力を発信している。また、平成24年に廃線になった長野電鉄の屋代線の旧松代駅の木造駅舎の保存と利活用に向けてNHK大河ドラマ真田丸の放映中、観光案内所としての活用を提案し、現在地元実行委員会でボランテイアを募り主婦や中学生等の協力を得て、観光情報コーナーとしての活用が図られ、次年度以降の保存再生へ道筋が作られるよう取り組んでいる。
N P O法人小諸町並み研究会
February 04, 2020
設立年 1998年6月
法人化 2001年8月
会員数 20名
代表者 佐藤英人(理事長)
所在地 〒384-0014長野県小諸市荒町1-5-7エイワ税理士法人内
電 話 090-1200-0239(荻原)
Mail: komorojyuku@gmail.com
URL: https://machinami.wixsite.com/komoro
◉2019
城下町・信州小諸は、小諸城址「懐古園」、北国街道の宿場の町並みなど、歴史資源の豊かなまちです。北国街道小諸宿の本陣、脇本陣、問屋場が残り、明治・大正に商都として栄えた時代の立派な商家が軒を連ねています。
当NPOは、観光局や地区まちづくり協議会と連携し、歴史的な商家や周辺の空き家を生かして、店、宿、工房&ギャラリーを増やすプロジェクトに取り組んでいます。
昨年は、建物の価値を再認識していただくよう、小諸の歴史物語の中で生まれた町割りや建物を丁寧に紹介した冊子「高原の城下町・小諸」を発行しました。
また、市民有志で保存再生に取り組んできた旧脇本陣粂屋を市役所が取得・再整備し、昨年、宿泊施設としてオープンしました。(こもろ観光局の運営)
今年は、10月10日に、「第14回 北陸・甲信越ブロック町並みゼミ 小諸大会」を予定しております。(昨年立ち上がった「信州の歴史的まちなみネットワーク」の大会を同時開催いたします)
また3月8日は、「小諸・佐久 古い建物をいかした地域おこし交流フォーラム 〜次世代の担い手が育つまちとは」を開催いたします。ここでは、小諸周辺で若い世代がオープンした古い建物いかしたカフェや宿を紹介しつつ、どうしたら次世代を呼び込むことができるかを、次世代の方達に語り合っていただきます。
情報はホームページにもアップします。どうぞ、小諸におこし下さい。
◉2018
城下町・信州小諸は、小諸城址「懐古園」が有名ですが、北国街道の宿場の町並みもよく残っています。立派な本陣、脇本陣、問屋場、そして明治・大正に商都として栄えた時代の遺産である立派な商家が並んでいます。
でも、まちは高齢化、空洞化し、町並みも存続もあやうくなってきています。
町並み研究会では、長年、千葉大学の福川研究室の協力も得ながら、まちの歴史調査、建物の調査を積み上げてきました。またマップなどの印刷物の作成・発行、住民参加による古い建物活用施設のプロデュース、町並みを生かしたイベントなどに取り組んできました。これからは、若い移住者などを呼び込んで、魅力的な店づくりやモノづくり、発信を行い、町並み保存活用につなげていきたいと思います。
古町花街で代表的な料亭建築「鍋茶屋」
外観を再生した町屋
黒塀通りの賑わい
熊川宿から10分、ほぼ完全に遺構が残る熊川城跡
街道シェアオフィス「菱屋」にオープンした SOL’S COFFEE LABORATORY店
古民家宿_八百熊川
民家を改修し1月にオープンした「忍道 熊川道場」
熊川いっぷく時代村一番人気
「ブリキの金魚レース」
懐かしの熊川小学校児童達の物品販売
若者が集う街道シェアオフィス&スペース「菱屋」
文化文政風俗絵巻之行列
妻籠冬期大学講座
まち歩きセンター・視察の受け入れの様子
寺松商家のにぎわい
旧松代駅舎保存活用
保育園児・小中学生アイデアコンテストの模様
小諸城大手門(重要文化財)と浅間山
宿泊施設へ生まれ変わった脇本陣・粂屋
本町の町並み